2014年2月27日木曜日

Blender習得中 インストールと初期設定


Blender2.69 (Ctrl+Alt+QでQuadView表示中)

Blender、以前2.4代のときに触ってみてはいたのですが「どうもとっつきにくい」という印象を持ち、そのまま放置してしまいました。それから5~6年経過。バージョンも2.6代になり、以前のとっつきにくさも改善されている。さらに流体やスカルプト、ノードベースのコンポジットなど先進機能も続々実装されていると聞き及び、再度(今度は本腰を入れて)習得してみようと思った次第です。なお当方の環境はWindows7 64bitなので、説明もWindows限定となります。

Blenderのインストール

インストーラ版とZIP版がありますが、自分は取り扱いが容易なZIP版を使用しています。
好みの場所に展開して、blender.exe をダブルクリックするだけです。
設定(Config)ファイルは、ZIP版でも規定の場所(下記)に保存されます。
C:\Users\[ユーザー名]\Application Data\Blender Foundation\Blender\[Blenderのバージョン]\config

操作系の違和感の解消・その1 選択動作を左クリックにする

User Preferences(Alt+Ctrl+U)の Input タブ
Blenderはユニークな操作系ですが、その最たるものは「右クリックでの選択」です。
これを「面白い」と感じた人は、そのままで良いと思いますが、作業していく上で常に引っかかりを感じるようでしたら、変更をおすすめします。手順は以下の通り。
・File>User Preferences を選択   パネルのInputタブ>左側の項目 Select With:Right をLeft に変更
・最下段のSave User Settings ボタンを押し、パネルを閉じる


操作系の違和感の解消・その2 ウィンドウのヘッダー(Header)位置を上に

Headerを右クリック>Flip to Topで位置を上部に変更できます
現在の編集モードやレイヤーといった情報提示、モード変更を行うHeaderというツールバーですが、デフォルトは下に位置しています。他の3Dソフトでは上に位置しておりますので「見にくいな」と感じたら上に持ってくると良いかも知れません。手順は以下の通り。
・Headerツールバー上のブランク部分で右クリック>Flip to Top を選択
新規ファイルで常に Headerツールバーを上部にしたい場合は、上記に続き、
・File>Save StartUp File
を行うと良いでしょう。


まとめ

上記の2つ、とくに”その1”を行うと、最初のとまどいはかなり軽減されます。
あとは軽くインタフェースですが、中ボタンがカメラ系の操作に割り当てられています。
中ボタンドラッグでカメラの回転、 Shit+中ボタンでカメラの並行移動、Ctrl+中ボタンでカメラの奥行き方向への移動
これらは割と自然なキー配置と思えるので、慣れてしまった方が良いと思います。

なおテンキーがカメラ制御になっていて、1が正面、3が右面、7が上面、5がOrthoとPersの切替。
上下左右にあたる8、2、4、6で一定角度ごとに回転できます。
・Ctrl+Alt+Qで4面表示と1面表示のトグル
・N、T でそれぞれプロパティとツールシェルフがOpen/Closeする
・オブジェクトを選択してTabキーを押すことでメッシュ編集モードに入る
・メッシュ編集時、Ctrl+Tabで編集モードの変更(頂点/エッジ/面)

とりあえずそれくらい憶えておけば、他の3Dソフト経験があればしばらくは遊べると思います。また更新するネタがあったら書きます。

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